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平成23年5月13日に理事長室で行われた表彰式にて (前列左は同じく表彰を受けた地域連携研究機構 奥田修一教授) |
概 要 近年、多くの理系大学教員が出前授業を行っているが、実験授業を行うのは時間的制約から難しく、対象も少人数に限られてしまう。また、実験テーマがマンネリ化し易いという問題もある。しかしながら、地域における科学への意識向上と理解増進のために、実験授業は効果的であり、これには子ども達(直接的理解)だけでなく、保護者や小中学校教諭(間接的理解)にも併せて実験を実演・解説することが重要である。 本活動では、学生を主体としたこれまでに例のない地域科学教育拠点を構築し、子ども達から保護者や小中学校教諭まで含め年間延べ2000人に対して科学実験の実演と解説を行ってきた。その中で、学生が常に新たな科学実験を考案・作成できる環境と支援体制を整え、毎年15件程度の実験を創出している。同時に、参加者層に合わせた効果的な発表方法を学生に指導し、幅広い層の参加者に対応している。理系大学生の力を積極的に取り入れることで、常に新しく質の高い科学実験を大規模かつ定常的に実演・解説することが可能になった。 本活動により、子ども達から保護者や小中学校教諭まで含めた地域全体での科学への意識向上を達成し、その理解増進に寄与している。 |
謝 辞 まず,本取組の主役である物理科学科学生諸君に心より感謝いたします。私たちスタッフからの厳しい指導に耐え,新しい科学実験を創出し,また,それらの公開にも全力であたってくれました。 今回の表彰は人数制限があったため,取組開始当初からの主力スタッフから5名を挙げさせていただきました。漏れた先生方には申し訳けありませんでしたが,スタッフ一同の努力あっての受賞と心得ております。改めて感謝申し上げるとともに,今後のご協力をよろしくお願いいたします。 理学系研究科長,理事長・理事の先生方には,本取組の主旨をご理解いただき,運営予算を始め実験室の整備など多大なるご支援をいただき,大変感謝しております。今後ともご支援の程よろしくお願い申し上げます。 本取組の技術支援スタッフおよび事務支援スタッフの皆様,理学部支援室の皆様にも大変お世話になっております。皆様のご支援なくしては,現在の円滑な運営は成り立ちません。今後ともご支援よろしくお願い申し上げます。 最後になりましたが,本取組には学外から,企業様,地方自治体教育委員会様など多数の連携,ご協力をいただいております。この場を借りてお礼申し上げるとともに,今後より一層のご指導,ご支援を賜りますようお願い申し上げます。 |